製造工程(シームレス方式)

秤量

1.秤量 

原薬をはじめとする原料を、配合に必要な量だけ正確に量りとります。高薬理活性医薬品は、専用の機械で封じ込め、作業者と工場の環境を守っています。

調製

2.調製 

秤量工程で正確に量りとった原料を基剤の溶液と混合します。カプセルの内容液とカプセルの外皮の液は別々に調製します。外皮のゼラチン溶液は、減圧下で十分に脱泡しないとカプセルが出来上がった際、外皮に泡の入ったカプセルになってしまいます。各製品ごとに標準化された製法により、一定の高品質な製品製造をしています。

3.充填 

同時に二重ノズルの内側から薬液等を、外側からはゲル化剤などを含む皮膜溶液を、それぞれ滴下し、界面張力を用いて二重構造の球体を成形しています。

4.乾燥 

充填直後のソフトカプセルは、非常に軟らかいため、カプセルを回しながら変形しないように乾燥します。シームレスカプセルは充填した時に皮膜の水分がロータリー方式より多いため、より乾燥効率を重視した設備を導入しています。。

5.検査 

できあがったカプセルに泡、異物、変形などが無いかを確認します。
当社では、自動検査機による全数検査を実施しており、品質基準に合致したカプセルのみを出荷することでカプセル1粒ごとに健康への責任を果たします

ロータリーカプセルの製造法はこちら